2020年10月にリニューアル工事が完了した東京メトロ銀座線の中心的存在である銀座駅。
銀座線ホームの側壁には1920年から現在に至るまでの銀座の街並みが絵巻物のように描かれています。
一見するとモノクロの写真のようですが・・・

じつは黒色に処理したアルミの板に並行した細かい溝を削っているんです。
細い溝だけで写真と見間違うような絵が???
これは平行線の深さを連続的に変化させることによって削られた銀色の線に濃淡が生まれ、
まるでホログラムのように浮かび上がるように絵柄を再現することが出来る、
弊社川並鉄工の特許技術「刻鈑/KOKUHAN」で加工したアルミ製のパネルなんです。
銀座駅を利用することがありましたら、ホーム壁面に描かれた銀座の街並みを目を凝らして観て下さいね。